●リズムが感じられる体
こんなメールをいただきました。
リズムの話は、正しく演奏できること以上に、
深い意味だったんですね。
頭ではなく体で感じること、すでにリズムの中にいること、
会話もリズムがあること。発声のトレーニングがますます音楽とつながっておもしろくなりました。
そう、私たちはもともとリズムを感じながら生きています。
心臓が動いているのもリズムだし、夜寝て朝起きるのもリズムだし、歩くのもリズム。
リズムが整うと、健康でいられます。
リズムが合うと、仕事の流れも人との関係もスムーズになります。
言われてみれば当たり前なのに、普段あまりリズムのことを考えずに生活していますね。
毎日のトレーニングで「リズムが感じられる体」を育てましょう。
リズムはもともと私たちの中にあるものですが、みんながみんな最初からリズムを感じるわけではありません。
リズムトレーニングによって開花する感覚です。
トレーニングによって、体の中でリズムが育つ感覚、体にリズムが入ってきた感覚になるはずです。
しばらく集中的に取り組んで、一気に開花させましょう。
●4拍子のリズムを体の「中」で感じよう
ウクレレを鳴らしながら歌うとき、4拍子のリズムを体で感じていますか?
「リズムに合わせて体を動かす」のですが、だからといって踊るみたいに激しく動く必要はありません。
大きく動けばリズムがわかるかといえばそうではないし、なによりウクレレの操作が荒れてしまいます。
大事なのは、体の「中」でリズムを感じること。
レッスンで実演した「小さな上下動」を覚えていますか?
あの感じを再現して、外に見える動きは小さくても、体の中ではハッキリとりリズムを感じていられる状態を目指しましょう。
ウクレレを持っていない時は、歩いたり、座りながら坐骨で交互に足踏みしたりすれば、いつでもどこでもリズムトレーニングができます。
さあ、体の中でリズムを刻みながら、歌いますよ。
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