「Vieni sul mar」ステップ2

●語彙チェック

「Vieni sul mar」(海に来たれ)を「対訳を見ながら聴く」という最初のステップが終わったら、次はステップ2に進みます。

含まれる語彙を単語レベルで確認しましょう。

単語リストをPDFファイルにしたので、こちらからダウンロードしてご覧ください。

再び音源を聴きながら、「Deh, ti desta, fanciulla, la luna」を聞いて、

「dehは呼びかけか」
「destaはdestareで、目覚めさせる」
「fanciullaはお嬢さんへ呼びかけている」
「lunaで月が……」

こんなふうに確認していきます。

一通り確認できたら、単語リストを見ながら何回か聴いてみると、曲の感じと言葉が少しずつつながってきます。

「spande un raggio」と聞いて「放つ……光を……」とわかる。

「sì caro sul mar」と聞いて「とっても……美しい……海の上で……」とわかる。

そのくらいまで繰り返したら、ステップ2は終了です。

ステップ3は、最初の会場でのレッスンですね。

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新潟市で共鳴発声法の話し方レッスン
ウェブ:https://wsi-net.org/
メール:tenor.saito@gmail.com

古いナポリターナ「Vieni sul mar」を歌ってみよう

●「Vieni sul mar」(海に来たれ)

2020年最初の課題曲は、「Vieni sul mar」(海に来たれ)です。

とても古いナポリターナで、「好きな人を誘う」という定番のテーマを歌った曲です。

古すぎて、作詞者も作曲者もわかっていません。

サンタ・ルチアと同じように、ゆったりとした海の波をイメージすると、感じが出ます。

1月いっぱい使って歌い込みますが、その前にお正月に時間が取れるようなら、こってり予習をしてみてください。

何回かに分けて、予習課題としてこのブログに記事を書いていきますね。

まずは1回目。

だいたいどんな歌か、「Vieni sul mar」をざっくりと知る最初のステップです。

こちらの音源を聴きながら、歌詞の対訳を見て、歌の内容を把握しましょう。

Vieni sul mar

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