●なぜ「上達が止まる」ことがあるのか
さあ、今月も肩甲骨をやわらかく使いながら、楽しくレッスンしましょう。
7月2日(木)は夕方5時から、4日(土)は夕方6時から、オンラインでおこないます。
喉に頼らずに声を出して話す感覚、わかってきましたか?
今回も丁寧かつ慎重にトレーニングしましょう。
ところで、この「丁寧かつ慎重に」は、ちゃんと上達できる「練習」のコツです。
今回のレッスンでは、「練習」で最大の成果を上げる方法についてお話しします。
「練習」は技術を身につけ、技量を高めるのに必要な活動です。しかし、がむしゃらに練習すれば成果が上がるわけではありません。
「練習したのに、前より下手になった」という相談メールが届いたことがあります。
本当は上達しているのに自分では下手になったと感じているケースもあれば、実際に練習の仕方がまずくて下手になっている(よくない癖がついてしまった)ケースも中にはあります。
それよりなにより、おそらく誰もが経験したことのある、不思議な事実があります。
それは、「上達し続ける人と、上達が止まる人がいる」。
今回はこの不思議について取り上げつつ、すでに何かで頭打ちを感じている方が現状を打破して次の段階へと進めるように、「正しい練習の仕方」を覚えていただきます。
声のサロンで取り組む発声や話し方やウクレレに限らず、仕事のスキル、職場での技能、スポーツや習い事など、上達し続けるにはポイントがあります。
どんな練習でも時間をかけさえすれば伸びていくかといえば、そうはいきません。
せっかく時間を費やすのだから、成果の上がる効果的な練習をしましょう。
●今月の課題曲(楽譜のPDFファイル)
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ウェブ:https://wsi-net.org/
メール:tenor.saito@gmail.com
通る声、届く声の出し方の本
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