老け声を改善する方法(共鳴発声法)

●見た目はお若いのに、声はご老人……

老け声を改善する方法


「老け声」(フケ声)という言葉を聞いたことはありますか?

発声に関する学術的な専門用語ではありませんが、一般に「年齢とともに生じる変化によって衰えた声」を老け声と呼ぶことが多いようです。

簡単にいうと、「年寄りっぽい声」ですね。

人生100年時代、いつまでも元気でイキイキと生活したい。

年齢の積み重ねを、衰えと老いの積み重ねではなく、知恵と魅力の積み重ねにしたい。

だとしたら、「声」はたいへん重要な要素です。

声はごまかしが利かないからです。

服装や姿勢や動作、女性ならメイクで、外見的な若々しさを演出することはできます。

しかし、いくら外見の工夫で実年齢より10歳も20歳も若く見せたとしても、声を聞いたら「やっぱりおじいちゃん、おばあちゃん」の印象は避けられません。



●年齢とともに老け声になる理由


老け声(フケ声)には、3つの特徴があります。

・かすれる
・震える
・裏返る

いずれも発声に関わる筋肉の衰えから生じる現象です。

年齢とともに発声の筋肉が衰えると、老け声になります。

若い俳優が高齢者を演じようとするときに、どんな演技をするかを考えると、よくわかりますね。「志村けんがお婆ちゃんを演じている様子」をイメージするのもわかりやすいようです。

声をかすれさせ、震えさせ、時おりわざと裏返らせると、年寄りっぽくなります。

40代の方でも、声の出し過ぎで声帯が腫れぼったくなったり(嗄声になります)、あまりに声を出さない生活で発声の筋肉が衰えたり(勝手に裏返ります)すると、70代か80代かという声になってしまいます。

逆に、「うわ、ずいぶん老けてしまった」と感じても、そこから「かすれ、震え、裏返り」を取り除くと、声は一気に若返ります。



●老け声を予防・改善するには


老け声を予防するには、どうしたらいいのでしょうか。

声の老化や衰えは、年齢による変化ですから、ある程度は仕方ない。というより、肯定的に受け止めていい反応だと私は考えています。

60代になって、20代と間違われる声を出せたら最高なのかといえば、そんなことはないでしょう。

見た目だって、あなたが60代になったとして、メイクによって20代を目指そうとは思わないですよね。実現するとしたら特殊メイクでしょうけれど、ハッキリ言って、怖い。

声だって同じです。年相応の人生経験や安定を感じさせる声というものがあります。

しかし、だからといって、わざと声を老けさせ、衰えさせることはありません。声は生命力につながっていますから、体力が落ちると声は比例するように弱々しくなります。

  • いつまでも艶のある若々しい声
  • 安心感・安定感を感じさせる大人の声
  • 大人の成熟が醸し出す上質な色気

こんな声でいつまでも話せたら、いいですね。



●共鳴発声法の「技」を身につけよう


発声の筋肉が衰えたせいで老け声になるとはいえ、筋トレにも限界はあります。

多くのスポーツ大会に高齢者枠が用意されているのは、やはり年齢とともに体力が落ち、筋力も保ちにくくなる現実があるためです。

60代、70代になって、若い頃と同じような負荷で筋トレをしていたら、何かの拍子に怪我をして、下手したら寝たきりにもなりかねません。

声のアンチエイジングも同様で、発声の筋トレは大事ですが、それだけで良い声を手に入れようとするのは無理があります。

年齢に見合った「技」を身につけていただきたい。

筋肉モリモリのマッスルマンではなく、「武術の達人」をイメージしてください。

老け声を改善し、予防する「技」があります。それが「共鳴発声法」です。

力任せに声帯を押しつけたり震えを止めようとしたりしても、限界があります。

だから、共鳴発声法を身につけて、パワーではなく技で良い声を出す方向のトレーニングをしましょう。



●「声のサロン」で共鳴発声法トレーニングしましょう


おじいさんっぽい声、おばあさんっぽい声(老け声)を改善・予防するには、共鳴発声法という話し方発声法を使います。

本来は「発声器官の使い方を改善し、無理せず楽に話し声を出す技法」です。

サイトのページなど参考になさりながら、興味がおありでしたら事務局までお電話(025-211-7007)ください。

月2回、新潟市中央区でレッスンをおこなっています。