●話し声と歌声、どっちが得意?
何かのキャッチフレーズみたいなタイトルですが、「声のサロン」会員のみなさんに向けた事務連絡みたいなものです。
これから「一皮むけた」と実感できる声になるためのレッスンをしていきます。
ところで今、「話し声と歌声、どちらが得意ですか」と質問されたら、あなたの答えはどうですか?
声を気にしていない人や、発声トレーニングをしていない人なら、質問の意図が分からず不可解に思うかもしれませんね。
「話し声より歌声のほうが得意って、あるの?」
「人前で話すのは苦手だけど、それとは違うのかな」
でも、真剣に発声トレーニングをしてきたあなたなら、何らかの答えを持っているでしょう。
おもしろいもので、歌声と話し声に対する感覚は、変わります。しかも、トレーニングの時期によって入れ替わりもする。
たとえば、初めのうちは話し声のほうがとっつきやすく、「声」というより「話し方」を少し整えれば印象が変わるので、まもなく自信がつきやすい。
その反面、歌声は「話し声のトレーニング」に必要なことも理解しているし、基本的には歌声も話し声も同じであると分かっているけれど、やっぱり難しい。
古典歌曲を歌ってみても、上手な人と比べて声の質に明らかな違いがある。
「話し声のほうが自信がある」「歌は苦手」「歌声に自信が持てるようになりたい」なんて思う。
ところが、しばらく経つと今度は、「歌声が以前と比べて格段に良くなったと褒められたし、実感もある」「でも話し声のほうが変わり映えがしない」と感じたりする。
そういうものですから、安心してください。共鳴発声法の技術は全体として高まっていきます。
また、「歌声が」「話し声が」と区別をして比較しがちですが、やがて「どちらも同じ発声」という捉え方になってきます。
これから「声のサロン」のレッスンで、一皮むけましょう。
※声のサロンは、良い声で話せるようになる
ボイストレーニング話し方教室です。
日本発声協会が認定する話し方発声法の基本、
共鳴発声法が学べます。
平日コースと週末コースがあり、フェルマータを会場に
月2回ずつ開催されています。
新規に受講をご希望の方は、事務局(メイフェア)まで
お電話(025-211-7007)ください。
詳しくはこちらから。
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https://mf07.com/lecture.html
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新潟市で共鳴発声法の話し方レッスン
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メール:tenor.saito@gmail.com