新曲を暗譜するにはまず回数(声のサロン)

●黙ってひたすら30回

新曲の暗譜でも文章の朗読でも、何かを覚えるには、コツがあります。

「学習」のメカニズムに従った合理的・科学的な方法で確実に身につけましょう。

合理的とか科学的なんていうと、目から鱗のスゴ技みたいなのが出てくるのを期待するかもしれませんね。

でも、まずは「回数」です。

回数が足りないことには、どうにもなりません。

音読30回やりました。
メールが届くまでに何回か音読していましたが、
あらためてやりました。
30回読むと覚えられますね!
新曲に入るたび、なかなか覚えられない〜と苦戦してますが、
覚えられないのは回数が足りなかったから、
とはっきりわかりました。

よくやりましたね。

そう、まずは難しいことを考えずに、30回。

黙ってひたすら30回。話はそれからです。

レッスンの中で、

「こういうストーリーだから」
「こういう定番のコード進行だから」
「丸暗記しなくても大丈夫」

といった説明をよくするので、「そういう技をもっと知りたい」とリクエストをいただくこともありますが、やはり回数は必須条件です。

技とかコツのようなものをお伝えしたときに、「なるほど~」とスーッと吸収できるのは、すでにある程度の回数をこなしている人です。

「先にコツを聞いてから、効率よくやろう」という人は、なかなか伸びません。

まずは30回、とにかく繰り返してみてください。

どんなにとっつきにくいと感じた曲でも、どんなに難解な文章でも、30回繰り返すと、なんとなく形が見えてくるものです。

私たちの脳はそういうふうにできているんですね。

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