●呼吸は鼻
今、鼻呼吸をしていますか?
良い声で話すには、「共鳴発声法」という技術面が最も大事ですが、ほかにも気をつけたいポイントがあります。
生身の体を楽器にするのが「発声」ですから、体を「発声に適したコンディション」に保ちたい。
特に、声のもとである喉頭原音を生み出す声帯は「冷えと乾燥」に弱いので、気をつけて守りましょう。
長時間話したり、ステージで歌ったりする出番があるなら、直前に乾燥した寒い場所を歩いたり、海風に当たったりしないように気をつけます。
もちろん口呼吸は厳禁。口には鼻と違って、乾燥や異物から身を守る機能がありません。
「呼吸は鼻」が基本でしたね。
●マスクとマフラー
良い声のためにぜひ活用したいアイテムもあります。
今は梅雨なので、喉には優しい季節ですが、乾燥しやすい冬はマスクとマフラーが便利です。
以前に奇妙なシーンに遭遇したことがあります。音楽ホールの楽屋口あたりに、やたらとマスク率の高い集団がいたんです。10人中7~8人がマスク着用。
みなさん、出番を待つ声楽家でした。
なるほど、声を大事にすることにかけては、世界一の集団ですからね。
首まわりを温めるのも効果的です。マフラーは便利ですね。
寝るときも、首まわりを冷やさない工夫をするといい。
「声のために」とあまりに神経質になっても不自由ですが、本番前の数日を気をつけて過ごすだけでも、だいぶ違いますよ。
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新潟市で共鳴発声法の話し方レッスン
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メール:tenor.saito@gmail.com
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