話し方を習う理由

 

●発声診断士が教える「良い声で話すコツ」

良い声とは

あなたは今までに「良い声で話したい」「会話で盛り上がりたい」「プレゼンテーションがうまくなりたい」と思ったことはありますか?

歌手やアナウンサー、俳優や声優といった声の仕事をしてはいなくても、素敵な声で話す人に憧れたり、羨ましいと感じたりしたことが、きっと一度くらいはあるでしょう。

良い声で話すコツを知りたいなら、ボイストレーニング話し方教室「声のサロン」は本当にオススメです。言語心理学を専門とする講師が「言葉と声が他者に与える影響」を研究し、日本発声協会が認定する最上位資格である「発声診断士」として発声の指導もおこなっています。

著書の『ことばを変えなきゃ売れません』(サンマーク出版)や『ケンタイ期を乗り越えて彼とずっと幸せになる方法』(すばる舎)、『恋が叶う人、叶わない人の習慣』(講談社+α文庫)、『内向型人間が声と話し方でソンしない本』(青春出版社)の中でも紹介されたように、声は人の意識に影響を与えます。空気の振動として相手の耳や身体を物理的に刺激するのだから、まるで声でマッサージをしているようなもの。

良い声の会話はとっても気持ちがいいのです。

 

●なぜあの人はモテるのか

モテる人の声

特に目立つわけではないのに大勢から支持される人、絶世の美女ではなくても異性からも同性からも好かれる人、仕事でなぜか高く評価される人、必死にがんばっているふうには見えないのに一目置かれる人――そういう人、あなたのまわりにいませんか?

いるとしたら、その人は声が良いはず。良い声で会話をする人は、実際以上に高い評価を受けるし、異性にもモテるし、友人にも恵まれます。

米国の心理学者アルバート・メラビアンによれば、人の印象の約4割が声で決まるそうです。印象の4割を占める声が良かったら、高い評価を受けたりモテたりするのも不思議ではありませんね。

逆に、能力があったり努力をしたりしていても、声で損をしている人が大勢います。弱々しい印象を与えてしまって責任ある仕事を任せてもらえない人、リーダー的立場にありながらメンバーをまとめられない人、大切な人への気持ちがうまく伝えられない人――そんな人の役に立ちたいと私たちは願っています。

 

●アメリカ大統領も習う声のテクニック

良い声はトレーニングで身につく

良い声のポイントは、「共鳴」です。身体という楽器を使っていかに共鳴させるか。優しい声も、やわらかい声も、艶っぽい声も、力強さを感じさせる声も、共鳴の加減から生まれます。つまり、楽器の演奏と同じ、技術的な問題なのです。

多くの日本人は、声の出し方を習った経験がありません。母親の真似をしながら言葉を覚え、なんとなく発した声をそのまま使って会話をしています。きっとあなたもそうでしょう。

今は発声指導者として話し方を教えているテノール齋藤にしても、本格的にトレーニングを始める前までは、中学生の頃に合唱をやっていたくらいで、きちんと発声法を教わったことはなかったそうです。

ベルカントなんて言葉も知らなかったし、まして話し方の発声法(共鳴発声法)など存在すら知らなかったというのですから、日本の発声事情は知れたものでしょう。

米国では大統領までが発声レッスンを受けて声を自己表現の武器としているのに対し、日本で声を意識している人はまだまだ少数派。その結果、日本は「発声後進国」という、ちっともありがたくない呼び名をもらってしまいました。

しかし、悲観する必要はありません。なぜなら、「発声を習っていない」ところにこそ希望があるからです。習っていないなら、できなくて当たり前。ちゃんとレッスンを受ければ声が確実に変わるのは、「声のサロン」の受講者たちが体現しているとおりです。

 

●共鳴発声法とベルカント

良い声で話すための発声法を「共鳴発声法」といいます。これは日本発声協会が正式に認定している話し方発声法で、イタリアの伝統的な歌い方である「ベルカント」に基づいて体系化されました。

共鳴発声法とベルカント

共鳴発声法を早く、しかも楽しみながら身につける方法があります。それが「イタリア語の歌で母音の共鳴を練習する」という方法です。

なぜイタリア語なのか。理由はいくつかあります。まず、イタリア語が非常に音楽的な言語であること。紅茶の本場はイギリスですが、音楽の本場はオペラの国イタリア。イタリアでオペラが発展した理由は「母音が素直で歌いやすい」というイタリア語の特性によるところが大きかったのは多くの研究者が認めるところです(反対に、歌いにくい言語の代表はフランス語だそう。フランス人の歌手は器用なのかもしれませんね)。

また、イタリアには「ベルカント」という特殊な歌唱法があります。体格的に日本人に近いイタリア人が確立したこの歌い方は、伸びやかで美しく澄んだ歌声を特徴としています。イタリア語の歌(イタリア古典歌曲やナポリターナ)にはもちろん最適。そこで月2回ずつの「声のサロン」では、イタリアの歌を使いながら共鳴発声法の指導をしています。

声のサロンは、楽しみながら良い声が出るようになる話し方教室なのです。

 

●発声指導者の認定資格を授与

1級ボイストレーナーになれる

また、講師の齋藤氏は発声と話し方の専門機関である『音色塾』の主任講師も兼任しており、発声指導者の資格認定に関わっています。「声のサロン」やことば学講座(月1回開講)の受講は、資格の認定要件として考慮されますから、将来のキャリア形成にも有利です。発声指導のプロフェッショナルとして日本人の声の改善に貢献してくれることを願っています。

毎回の「声のサロン」にしっかり通い、いつか日本にはまだまだ少ないプロの発声指導者になってください。

「人を幸せにする仕事をすると、幸せになれる」と言われます。良い声で話せるようになった人の人生には良いことがたくさん起こりますから、発声指導は「人を幸せにする仕事」です。“声の先生”となったあなたも、きっと深い幸せを感じてくれることでしょう。

「声のサロン」だけですべての日本人に声を直接指導するのは不可能です。いずれはあなたが優秀な声の指導者となって、「日本人の声を良くする」「声ですべての人を幸せにする」という夢を手伝ってくれたら、それに勝る幸せはありません。

 

●良い声はこんなに気持ちいい

声はこんなに気持ちいい

「声のサロン」の受講者が、以前にこんな話をしてくれました。

「日常生活の中で、大きな声や高い声を出すことなんてほとんどないので、ここに来て声を出すと本当に気持ちよくて、気分がスッキリするんです」と。

「会話や雑談の話し方だけでなく、歌まで覚えられるので、本当にお得なレッスンですね」と話していた方も。

会話の声が良くなるのに加えて、イタリアの古典歌曲やナポリターナを原語で歌うなんて、なんと文化レベルの高い楽しみでしょう。まさに教養ある大人の愉しみです。

『帰れソレントへ』『オ・ソレ・ミオ』『忘れな草』など、ナポリターナには名曲がたくさんあります。イタリア古典歌曲には、何百年も歌い継がれ、時の試練を経てきた歴史の重みがあります。

そんな歌を良い声で歌えたら、どんなに気持ちいいか。あなた自身が体験してください。

あまりの気持ちよさに、「このままず~っと声を出していたい」と感じることでしょう。

あなたも声に夢中になります。私たちのように――

 

●「声のサロン」の使用テキスト(イタリア古典歌曲とナポリターナ)

「声のサロン」で使用する楽譜集は、イタリア古典歌曲用とナポリターナ用がそれぞれ1冊ずつです。また、トスティやベッリーニ、ドナウディなどが多数収録された「3」も持っていると便利です。受講者は書店等でご購入ください。

  1. 『イタリア歌曲集1(中声用)』(全音楽譜出版社)
  2. 『魅惑のナポリターナ』(音楽之友社)
  3. 『声楽名曲選集 イタリア編II 大阪音楽大学編』(音楽之友社)

まったく同じ楽譜集でなくても、収録曲がほぼ同じものをお持ちなら、それで結構です。

それぞれの収録曲も記載しておきますので、参考になさってください。

 

『イタリア歌曲集1』収録曲

・ アマリッリ(Amarilli; Caccini,G.)
・ 私を死なせて(Lasciatemi morire!; Monteverdi,C.)
・ 愛の神よ、私に告げてください(Dimmi, amor; Del Leuto,A.)
・ 側にいることは(Star vicino; Rosa, S.)
・ 勝利だ、私の心よ(Vittoria, mio core!; Carissimi,G.G.)
・ お前は私を苦しめていなかったのに(Tu mancavi a tormentarmi; Cesti,M.A.)
・ さようなら、コリンド(Addio, Corindo; Cesti, M.A.)
・ 姿を隠さないでほしい(Deh, piu` a me mon v’ascondete; Bononcini, G.M.)
・ 教会のアリア(Aria di chiesa; Stradella,A.)
・ あなたは知っている(Tu lo sai; Torelli,G.)
・ 私は心に感じる(Sento nel core; Scarlatti,A.)
・ 陽はすでにガンジス川から(Gia` il sole dal Gange; Scarlatti,A.)
・ 私を傷つけるのをやめるか(O cessate di piagarmi; Scarlatti,A.)
・ フロリンドが誠実なら(Se Florindo e` fedele; Scarlatti,A.)
・ 私は悩みに満ちて(Son tutta duolo; Scarlatti,A.)
・ 貴女が私の死の栄光を(Se tu della mia morte; Scarlatti,A.)
・ 菫(Le violette; Scarlatti,A.)
・ 恋をしたい人は(Chi vuole innamorarsi; Scarlatti,A.)
・ いとしい絆よ(Caro laccio; Gasparini,F.)
・ あなたへの愛を捨てることは(Lasciar d’amarti; Gasparini,F.)
・ 美しい唇よ、お前は言ったのだ(Pur dicesti, o bocca bella; Lotti,A.)
・ たとえつれなくとも(Sebben, crudele; Caldara,A.)
・ お前を賛える光栄のために(Per la gloria d’adorarvi; Bononcini,G.B.)
・ 樹木の蔭で(ラルゴ)(Ombra mai fu; Handel,G.F.)
・ 私を泣かせてください(Lascia ch’io pianga; Handel,G.F.)
・ ああ私の心である人よ(Ah, mio cor; Handel,G.F.)
・ 愛に満ちた処女よ(Vergin, tutto amor; Durante,F.)
・ 踊れ、やさいい娘よ(Danza, fanciulla gentile; Durante,F.)
・ ニーナ(Nina; Pergolesi,G.B.)
・ もし貴方が私を愛してくれて(Se tu m’ami; Pergolesi,G.B.)
・ ああ私のやさしい熱情が (O del mio dolce ardor; Gluck,CH.W.)
・ いとしい人が来る時(Il mio ben quando verra`; Paisiello,G.)
・ もはや私の心には感じない(うつろの心)(Nel cor piu` non mi sento; Paisiello,G.)
・ ジプシー女をお望みの方はどなた(Chi vuol la zingarella; Paisiello,G.)
・ 愛の喜びは (Piacer d’amore; Martini,G.)
・ いとしい女よ (Caro mio ben; Giordani,G.)

 

『魅惑のナポリターナ』収録曲

・ ナポリのカンツォーネ(’A canzone ‘e Napule; E.De Curtis)
・ アネマ・エ・コーレ(Anema e core; S.D’Esposito)
・ 可愛い口元(’A vucchella; F.P.Tosti)
・ 私に歌ってくれ(Canta pe’ me…; E.De Curtis)
・ 雨(Chiove; E.Nardella)
・ カルメラ(Carmela; G.De Curtis)
・ カタリ・カタリ(薄情)(Core ‘ngrato; S.Cardillo)
・ 彼女に告げて(Dicitencello vuie; R.Falvo)
・ 五月だった!(Era de maggio!…; P.M.Costa)
・ 光さす窓辺(Fenesta che lucive; 作曲者不明)
・ フニクリ・フニクラ(Funiculi`-funicula`; L.Denza)
・ グアッパリーア(Guappari`a; R.Falvo)
・ 君に口づけしたい!(I’ te vurri`a vasa`!…; E.Di Capua)
・ 新月(Luna nova; P.M.Costa)
・ 赤い月(Luna rossa; A.Vian)
・ ナポリのマンドリナータ(Mandulinata a Napule; E.Tagiaferri)
・ お母さん、何が知りたいの?(Mamma mia, che vo’ sape`?!; E.Nutile)
・ マレキアーレ(Marechiare; F.P.Tosti)
・ マリア・マリ!(Maria, Mari`!; E.Di Capua)
・ 聖キアーラの修道院(Munasterio ‘e Santa Chiara; A.Barberis)
・ 起こさないで(Nun me sceta`…; E.Tagliaferri)
・ ナポリは恋人(ナポリ、私の幸せ)(Napoli, Fortuna mia; R.Rascel)
・ 海の男(’O marenariello; S.Gambardella)
・ 太陽の地(’O paese d’ ‘o sole; V.D’Annibale)
・ オ・ソレ・ミオ(私の太陽)(’O sole mio!; E.Di Capua)
・ 恋する兵士(’O surdato ‘nnammurato; E.Cannio)
・ プジレコの漁師(Piscatore ‘e Pusilleco; E.Tagliaferri)
・ 熱情(Passione; E.Tagliaferri)
・ サンタ・ルチア(Santa Lucia; T.Cottrau)
・ 遙かなるサンタ・ルチア(Santa Lucia luntana; E.A.Mario)
・ 孤独(Senza nisciuno; E.De Curtis)
・ 静けさに歌う(Silenzio cantatore…; G.Lama)
・ お前が大好き(Te voglio bene assaie; F.Campanella)
・ 帰ってきてくれ!(Torna!; N.Valente)
・ 帰れソレントへ(Torna a Surriento; E.De Curtis)
・ 泣かないお前!(Tu, ca nun chiagne!; E.De Curtis)
・ 夜の声!(Voce ‘e notte!; E.De Curtis)

※『魅惑のナポリターナ』は現在(2018年2月)、手に入りにくくなっています。見つからない場合は、『カンツォーネ名曲選 フランコマウリッリ編』をお求めになれば、収録曲がほぼ同じなので使えます。


『声楽名曲選集 イタリア編II 大阪音楽大学編』収録曲

・熱い想い(Il fervido desiderio)作曲:ベッリーニ
・憂愁は優しい森の妖精(Malinconia, Ninfa gentile)作詞:ピンデモンテ/作曲:ベッリーニ
・どうか満たしておくれ(Ma rendi pur contento)作曲:ベッリーニ
・お願いだから 愛する人よ(Per pieta, bell’idol mio)作詞:メタスタージオ/作曲:ベッリーニ
・銀色に染める優雅な月よ(Vaga luna, che inargenti)作曲:ベッリーニ
・いま一度(Ancora)作詞:パリアーラ/作曲:トスティ
・セレナータ(La serenata)作詞:チェザレオ/作曲:トスティ
・最後の歌(L’ultima canzone)作詞:プラーガ/作曲:トスティ
・魅惑(Malia)作詞:パリアーラ/作曲:トスティ
・祈り(Preghiera)作曲:トスティ
・ばら(Rosa)作曲:トスティ
・秘密(Segreto)作曲:トスティ
・夢(Sogno)作詞:ステッケッティ/作曲:トスティ
・苦しみ(Tormento)作詞:マッツォーラ/作曲:トスティ
・悲しみ(Tristezza)作詞:マッツォーラ/作曲:トスティ
・私の愛する人(O del mio amato ben)作曲:ドナウディ
・いつまた会えるだろう(Quando ti rivedro)作曲:ドナウディ
・さあ吹いておくれ(Spirate pur, spirate)作曲:ドナウディ
・麗しい絵姿(Vaghissima sembianza)作曲:ドナウディ
・私は夢を見た(Sognai)作曲:スキーラ
・アヴェ・マリア(Ave Maria)作詞:ルカによる福音書/作曲:ルッツィ
・春よ(O primavera)作曲:ティリンデッリ
・あなた方はご承知でしょう(Voi che sapete)作詞:オペラ「フィガロの結婚」より/作曲:モーツァルト
・さあ いとしい人よ(Vedrai, carino)作詞:オペラ「ドン・ジョヴァンニ」より/作曲:モーツァルト
・私の大好きなお父さん(O Mio babbino caro)作詞:オペラ「ジャンニ・スキッキ」より/作曲:プッチーニ