●「感じのよさ」は価値
今月の魅力アップ講座は、「あなたの言葉を感じよくする方法」と題して、言葉のレッスンをします。
それも、会場でただ話を聞くだけでなく、自ら「言葉の作業」をするトレーニングの時間です。
「感じがいい」って、多くの人が思っているより、ずっと大事なんですよね。
「感じのよさ」とは、「価値をカバーするごまかし」「その場しのぎの姑息な手」ではありません。
感じのよさはひとつの価値です。
「感じがよくない」ことが原因でうまくいっていない場面がたくさんある理由は、「感じのよさはひとつの価値」と考えると、よく理解できますね。
あなたの話し方に、価値を加えましょう。
●言葉を置き換えていこう
実はすでに昨日、新潟会場のレッスンは終わっているので、受講者から「その後のトレーニングの様子」が届きだしました。
「言葉を感じよくする」には、今まで無造作に、疑うことなく使っていた言葉を、別の言葉に置き換えることになります。
「こんなふうにやっていいのか」「この方向の置き換えでは感じがよくならない」と感覚がつかめると、言葉の置き換えがどんどんできるようになります。
「ちょっと練習するだけで、こんなにうまくなるんだ」と驚くかもしれませんよ。
●感じのよさは内面から
「言葉を置き換えるだけでなく、本心からそう思う自分にならないと、本当のトレーニングではありませんよね」と話してくれた方がいます。
まさに、それがトレーニングです。
適切な言い方を思いついたとしても、本気でそう思っているわけではないとしたら、単に「口がうまい」「うわべだけの人」だけになってしまいます。
とはいえ、「聖人君子じゃないから、そんなキレイ事は言えない」と言いながら悪口や毒舌を吐くのは、違います。
断じて違います。
少し無理して、少し背伸びして、「今の自分にはちょっと気恥ずかしい」ような言葉でも使ってみることで、内面も変わっていきます。
言葉と内面は、本来ひとつですから。
さあ、言葉のレッスンを続けますよ。