「冬景色」をウクレレ弾き歌い


●「冬景色」のウクレレ弾き歌い用楽譜




●冬景色






●イタリア古典歌曲「Star Vicino」の単語リスト

●イタリア古典歌曲「Aria di Chiesa」の単語リスト







『Fenesta che lucive』をウクレレ弾き歌い

●『Fenesta che lucive』をウクレレ弾き歌い

次のウクレレ弾き歌い課題曲は、「Fenesta che lucive」(光さす窓)です。

古い歌ですね。楽譜にも「anonimo」とあるように、作詞・作曲者不詳であるくらい古い。

昔のシチリア民謡をG.コットラウが採譜して、修道僧のG.ジェノイノがナポリ語の歌詞に作り替えた、という説もあるそうです。

歌詞は暗い内容なのに、なぜかオペラ歌手が好んで取り上げたり歌ったりするのは、メロディーにえもいわれぬ美しさがあるからでしょう。










Jingle Bells(ジングルベル)

●「ジングルベル」(Jingle Bells)をウクレレ弾き歌い







●The First Nowell(牧人ひつじを)ウクレレ弾き歌い楽譜



●Joy to the World(もろびとこぞりて)ウクレレ弾き歌い楽譜

『平城山』(ならやま)をウクレレ弾き歌い

●『平城山』(ならやま) 北見志保子作詞、平井康三郎作曲

古の奈良の都を思う詩に、昭和10年に曲がつけられ、広く愛唱されてきた美しい歌です。

歌詞は二首の短歌からなる万葉調なので、難解なところがありますが、何度も音読して覚えてしまえば、意味は自ずから感じ取れるようになるものですね。

人恋ふは 悲しきものと 平城山に
 もとほり来つつ 堪え難かりき

古へも 夫(つま)に恋ひつつ 越へしとふ
 平城山の路に 涙おとしぬ

(現代語訳)
人を恋しく思うのは悲しいことだと
平城山をめぐりながら とてもつらく感じた

昔の人も恋焦がれながら越えたという
平城山の道で 私は悲しく涙を落とした

共鳴のトレーニングとして、ウクレレ弾き歌いをしてみましょう。


●「平城山」の楽譜と歌詞

『平城山』






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巻き舌の音を耳に慣らすトレーニング

●巻き舌の音を聞き取ってみよう

イタリア語には巻き舌の音が出てきます。

実際にどんなふうに使われ、どう聞こえるのか、動画にまとめてみました。

聞き取れましたか?

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歌声もしゃべりも同じ発声法

●話し声と歌声の発声法はどう違いますか?

たまにこんな質問をいただきます。

「話し声と歌声はどう使い分けるんですか?」
「歌としゃべりは発声がどう違いますか?」

答えは、「どちらも同じ」です。

声帯の使い方、共鳴のコントロール、呼気の出し方といった発声の基本は、歌だろうとしゃべりだろうと、同じ発声器官を使う以上、同じです。

・声帯をちゃんと閉じる
・がんばりに頼らず共鳴を利用する
・喉のあたりを操作しようとせず、お腹で呼気を動かす

といった基本は、声を出す活動に共通です。

言語が違っても、発声の基本は変わりません。

「英語っぽく聞こえる発声」「いかにも中国語っぽい声」があるのは、各言語の特徴(子音が多かったり母音の種類が多かったり声調言語だったり)に影響を受けているからです。

しかし、その特徴だけを取り出して真似して「ネイティブっぽい英語」に近づけようとすると、かえって「妙なクセのある英語」になりますね。

ラジオのDJがわざと強いイントネーションと過剰な「r」の響きを出しているような感じ、といったら伝わるでしょうか。

ちょっと前のこと、こんなメールをいただきました。

本来は英語のレッスン教材だろうと日本語の朗読だろうと、発声の基本は同じ、という事例です。

昨日、英語の勉強で音声を聞いていて感じたのですが、
先生の音読と英語の音声が全く同じでした。

強弱やスピードが英語の音声と同じ。

あっ、これが、話声と歌声が同じということなんだな、
とはっきり分かりました。

話すように歌う。歌うように話す。
話声を練習することが歌声の練習になり、歌うことが話声の練習になる。

声のサロンで学ぶことは、英語、つまりは外国語の勉強にも
つながっていることも感じました!

声のレッスンは外国語を学ぶ勉強法のレッスンにもなっていて、
一石三鳥位になっています。

そうなんですよね。すべてがつながっている。

英語だからこう、日本語だとこう、というものではない。

歌だから、しゃべりだから、こういう場面だから、切り換えるというものではない。

逆に言語による影響を知って、マイナス影響を避ける発声トレーニングをするのは大事です。

たとえば日本語なら、個々の音がブツブツと細かく途切れがちで、滑らかにつながりにくい特徴があります。

だから、歌でもしゃべりでも、レガートで滑らかにつなげる練習をします。

そう、「日本語なんだから、ブツブツ切れていい」ということではない。

共通の基本を押さえていれば、声量や共鳴の乗せ方、声帯の閉じ方やお腹での支え具合といった各パラメータを調整することで、場面や状況に応じた最適な声を出すことができます。

ここが大事なところ。

状況や言語や歌や話し声で、「異なる式」を使うのではありません。

同じ式で、変数が変わるだけ。

……なんて表現したら、よけいにわかりづらいかな。

スパッと言うなら、「声はすべて共鳴発声法で出す」ということです。

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